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啄木下宿跡

【8】南大通5-1 シーサイドホテル前

IMG_5671-1.jpg  
こおりたるインクの罎を
火に翳し
涙ながれぬともしびの下




  建立場所 南大通5-1
  建立年月日 1983年(昭和58年)8月5日
   
  
 一月三十日啄木が友人の金田一京助に出した手紙に

  「・・・二十一日當地に着し 候ひしより、連日の快晴にて雲一つ見ず、此の方平原
  の上に雄阿寒雌阿寒両山の白装束を眺め候ふ心地は、駿河湾臺の下宿の窓よ
  り富士山を見たると大に趣きを異にし居候、雪は至つて少なく候へど、吹く風の寒
  さは耳を落し鼻を削らずんば止まず、下宿の二階の八畳間に置火鉢一つ抱い
   ては、怎うも恁うもならず、一昨夜行火(?)を買って来て机の下にいれるまでは
  いかに硯を温めて置いても、筆の穂忽ちに凍りて、何ものを書く事が出来ず候ひ
  し、朝起きて見れば夜具の襟眞白になり居り、顔を洗はむとすれば、石鹸箱に
   手が喰付いて離れぬ事屢々に候、・・・・・」

   と書いていますが、厳冬期の一月から二月にかけてを火鉢一つで過ごすことは、
    今釧路に住んでいる私でも考えられませんね。
   

       引用    ノーベル書房発行 石川啄木全集 第五巻
        注;漢字は出来るだけ原文と゛おりにしていますが、一部表記の違うものがあります



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